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家族のページ

KANAGAWA DANSYU

やめて欲しくてした行動が、飲酒を助長していたなんて。

アルコール依存症は家族も病んでしまう。

 アルコール依存症は、「家族ぐるみの病気」と言われます。酒を飲んでいない家族がどうして病気なのかと、納得できない方も多いでしょう。しかし、この病気は本人だけでなく、家族全体を巻き込んで苦しめるのが特長です。本人が病気から回復しなければならないのはもちろんですが、実は家族も病気に巻き込まれて受けた影響から回復する必要があります。 

 家族自身がアルコール依存症を正しく学ぶことで本人の回復を支援するとともに、自身の健康な考え方を取り戻していきましょう。家族の間違った考えは飲酒を助長します。

自立した関係

依存した関係

共依存した関係

たとえば、次のようなことに注意しましょう。

①家族が本人のお酒を責めることで、さらなる飲酒の理由をつくってしまいます。

 

②飲酒をやめさせようとすればするほど、逆効果で、本人は飲酒にはしります。

 

③失敗の尻ぬぐいをしていると、本人は自分の飲酒問題を認めようとしません。

 

④行動を監視しよう、コントロールしようとする行動は、飲酒欲求をさらに強めます。

自助グループに相談しましょう。

本人を治療につなげるために

精神保健福祉センター、保健所に相談しましょう。

家族が病気を理解するために

自助グループの例会に一緒に参加しましょう。

自助グループの家族会に参加しましょう。

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